家がないという自己の精神(実体験編)
マズローは、人間の基本的欲求を低次から
- 生理的欲求(physiological need)
- 安全の欲求(safety need)
- 所属と愛の欲求(social need/love and belonging)
- 承認の欲求(esteem)
- 自己実現の欲求(self actualization)
訳があり、私は一ヶ月ほど、家がなかった。
ここにマズローが提唱するものに当てはまったのである。
持論でありますが、
「人間は、実際に起こる恐怖よりも
これから起きるかもしれない恐怖
という不安に勝てない生き物だなと痛感させられた。」
家がない時期よりも家があるかどうかわからない不安にあおられたときのほうが
どうしようもなく力が体から抜けていることが今では、実感も解釈も加えられる。
私は、最後に数多くの友人を頼り、そして雨しのぐ家を手にしました。
本当に意地っ張りで不器用でなければ、こういう事態にはならなかったのだろう。
しかし、当時の私には限定方向の思考しか廻ってなかったでしょう。
ひとつの自己分析においてマズローの心理学を踏襲すること、
この欲求ピラミッドに当てはめていくことは、決して無駄なことはないでしょう。
詳細
生理的欲求(physiological need)
生命維持のための食事・睡眠・排泄等の本能的・根源的な欲求この欲求が満たされない場合、人間は生きていくことができなくなる。
安全の欲求(safety need)
安全性・経済的安定性・良い健康状態・良い暮らしの水準など、予測可能で、秩序だった状態を得ようとする欲求病気や不慮の事故などに対するセーフティ・ネットなども、これを満たす要因に含まれる。この欲求を満たすために一生涯を費やす人が、世界にはたくさんいる。
所属と愛の欲求(social need/love and belonging)
情緒的な人間関係・他者に受け入れられている、どこかに所属しているという感覚この欲求が満たされない時、人は孤独感や社会的不安を感じやすくなり、鬱状態になりやすくなる。この欲求が十分に満たされている場合、生理的欲求や安全の欲求を克服することがある。
承認(尊重)の欲求(esteem)
自分が集団から価値ある存在と認められ、尊重されることを求める欲求 尊重のレベルには二つある。低いレベルの尊重欲求は、他者からの尊敬、地位への渇望、名声、利権、注目などを得ることによって満たすことができる。マズローは、この低い尊重のレベルにとどまり続けることは危険だとしている。高いレベルの尊重欲求は、自己尊重感、技術や能力の習得、自己信頼感、自立性などを得ることで満たされ、他人からの評価よりも、自分自身の評価が重視される。
自己実現の欲求(self-actualization)
自分の持つ能力や可能性を最大限発揮し、具現化したいと思う欲求。すべての行動の動機が、この欲求に帰結されるようになる。
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